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2010年04月 アーカイブ

ローサス ワルツ《波濤をこえて》 2

彼の名を不朽のものとした曲が、この《波濤をこえて》で、ローサスが亡くなる3年前の1891年、23歳のときに作曲されたものである。

曲は、序奏と終結部とのあいだに、いくつかのワルツがはさまるといった形でできているが、大きな船が紺碧の海を白波をたてながらゆっくりと進んでいく感じを、じつに見事に描き出している。

ゆったりとした流れるようなメロディ、ワルツのリズムに思わず身体がのってしまう。

ところで、ワルツには、観賞用のものと、実用のものとの二とおりあるが、この《波濤をこえて》は、観賞用にも実用にも適した曲となっている。

R.シュトラウス オペラ《ばらの騎士》作品五九

リヒャルト・シュトラウスは、全部で15曲のオペラを作曲しているが、とくに有名なのは、1910年(46歳)に書かれ、1911年の1月26日、ドレスデンの宮廷劇場で初演された《ばらの騎士》である。

このオペラは、それまでの《サロメ》や《エレクトラ》のような悲劇ではなく、十八世紀の中ごろ、マリア・テレジア女帝時代の、ウィーンの上流社会の華やかな生活を描いた喜劇で、陽気でわかりやすいため、多くの人びとに愛されている。

ばらの騎士よりリボンの騎士の方が馴染みがある。

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